アゴラカフェ/ひとつばなし17「洪水の経験~語り継ぎたいカスリーン台風~」(7/10)開催のご報告

投稿者: | 2018年7月18日

こんにちは,中央図書館です。

7月10日(火)13:00~,足利市の徳蔵寺住職 源田晃澄氏を講師に迎え,「洪水の経験~語り継ぎたいカスリーン台風~」をテーマにお話をしていただきました。

1947年に発生したカスリーン台風は,関東に大きな被害を与え,多数の死者を出しました。特に被害の大きかった足利市で,4才の時に被災された源田氏は,市内の死者名簿作成や慰霊碑の建立など,カスリーン台風の被害を語り継ぐ活動をされてこられました。

当時の映像を見た後,源田氏が実際に経験された台風の被害とその後の様子に,参加者は言葉もなく聴き入っていました。源田氏の「最も大切なものそれは命です」という言葉が心に響きました。西日本豪雨の最中の開催ということで関心を呼んだのか,42名という多くの方にご参加いただきました。

参加者の多くは,カスリーン台風を経験していない世代であり,源田氏の経験は今回の参加者に,たしかに語り継がれたと思います。源田様,貴重なお話をありがとうございました。

お知らせ:

アゴラカフェ/ひとつばなし17「洪水の経験 : 語り継ぎたいカスリーン台風~」を開催します(7/10)https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/2018061900.html