第23回桐生楽講座~あなたの知らない(かもしれない)桐生~開催報告(5/16)

こんにちは,理工学図書館です。

5/16(月),「伝統とは挑戦の連続」をテーマに,23回目の開催となる桐生楽講座を開催しました。今回も,会場での観覧とZoom経由でのオンライン視聴のハイブリッド形式での実施となりました。

講師は,株式会社笠盛の代表取締役会長・笠原康利さんです。笠盛は1877年(明治10年)に創業,今年で145年になる老舗企業で,笠原さんはソフトウェア会社に勤務の後,四代目を継がれました。桐生の伝統産業である織物業から始まった笠盛が,その後どのような経緯で刺繍へ転向したのか,桐生の歴史と共に歩んできた笠盛の飛躍のお話を伺いました。

松尾館長からのご紹介の後,講演は奈良時代まで遡る桐生織物の歴史についての紹介から始まりました。特に明治から昭和にかけての桐生の発展は,若い学生さんたちの想像以上だったようです。一方で,笠原さんが入社してからの会社は苦難の連続であったということですが,笠原さんのユーモアあふれる語り口に会場の出席者からも笑いがこぼれ,自社ブランドとして作られた「000(トリプル・オゥ)」の実物には,皆さん手に取って熱心に見入っていました。

笠原さんが特に熱をこめて語られたのが,固定観念にとらわれない自由な発想と挑戦が未来を切り開くこと,そして努力を続ければ必ず誰かが認めてくれるということでした。幾度も挫折を味わいながらも,諦めずに様々な新事業に挑戦したお話は,これから社会へ飛び立つ学生の皆さんを大いに勇気づけてくれたことと思います。

今回は会場とZoomを合わせて32名の参加があり,最後の質疑応答でも熱心なご質問をいただきました。笠原さん,そしてご参加くださいました皆さん,ありがとうございました!

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