工学部創立100周年!図書館の100モノのお宝も公開中

投稿者: | 2015年10月16日

こんにちは,理工学図書館です。

今年は群馬大学工学部創立100周年!ということで,記念式典や講演会などさまざまなイベントが開催されていますね。(詳しくは「群馬大学工学部創立100周年記念事業」をご覧ください。)

実は図書館にも,その100年の年月を乗り越えてきた資料が存在するのです。職員でさえほとんど目にすることのなかった貴重な資料を,この機会に限定公開することになりました。

「100年モノのお宝公開」と銘打って展示企画を開催してます。学園祭(群桐祭)中も展示していますので,この機会にどうぞお気軽にご覧ください。


期間:2015年10月9日(金)~10月18日(日)

会場:群馬大学総合情報メディアセンター理工学図書館(桐生キャンパス)1階 学修室1


展示資料の中からいくつかご紹介すると・・・

「応用化学科卒業アルバム(1939年)」写真の原版がそのまま貼ってあります。各自ポーズを決めている丸ブチ眼鏡の学生さんたちのカッコいい姿が拝めますよ。当時の大学生は今より大人っぽい・・・?

「幕末明治期の文化変遷史」ペリー来航から明治期までの社会の様子が,多彩な絵や写真とともに紹介されていて,女性の流行ファッションや人気の俳優さんの写真なんてものもありました。富岡製糸場も載っています。

他にも,染織関係の図書あり,戦時中の兵法や兵器に関する図書,群馬での軍事演習を昭和天皇が視察したときの写真集あり(!),100年前に出版された英語辞書や百科事典もあります。当時どのようなことが書かれていたのかを読んでみるのも面白いですよ。

工学部の前身は大正4年創立の「桐生高等染織学校」で,大正9年に「桐生高等工業学校」,昭和19年に「桐生工業専門学校」と改名し,昭和24年にようやく群馬大学となりました。創立当時から図書室は地域の図書館として早くから開放され,染織や工学系以外にも幅広い分野の資料が収集されていたようです。

展示資料は,ほとんどが手にとって読めるようになっていますので,ひとつひとつじっくり見てみてくださいね。

展示企画100年モノのお宝公開