こんにちは。理工学図書館です。
5/31に第11回桐生楽講座を開催しました。今回は株式会社桐生再生の登丸貴之さんにお越しいただき，「テレビ・映画を手作りする若者たち～娯楽の地産地消を目指して～」という題目でお話しいただきました。
登丸さんは群馬大学社会情報学研究科をご卒業後，地元の株式会社桐生再生にご就職され，桐生市の活性化のためにご尽力されています。プライベートでも地元の活性化のために「桐生ワイワイむ～びぃ部」などの活動をされており，今回はそのような娯楽の地産地消についてお話しいただきました。
みなさんは桐生市が消滅可能性都市のリストに入っているということを知っていましたか？私は知りませんでした。今私たちがこうして生活している市が将来なくなってしまうかもしれないと思うととても悲しいですね・・・。今回登丸さんは中心となって活動している「桐生ワイワイむ～びぃ部」や桐生の街中で撮影しインターネット放送をしている「まちなかテレビ」の2つの活動を紹介してくださいました。若者たちの流出を防ぐために地元産の娯楽を産み出すことで，夢を目指して東京に出て行く若者たちの受け皿をつくることを目指しているそうです。人口減少問題というのも他人事ではなく私たちひとりひとりが考えていかなければならない課題なんだなと痛感しました。
今回は30名の方にご参加いただきました。質問コーナーも大盛況でテーマに対する関心の深さが伺えました。登丸さん，大変興味深いお話をありがとうございました。
「桐生ワイワイむ～びぃ部」は毎週火曜日に桐生市役所すぐ近くの「観覧車」でミーティングをされているそうなので，興味のある方はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
桐生ワイワイむ～びぃ部（桐生市民映画） http://m-kiryu.doorblog.jp/
まちなかテレビ http://machinakatv.com/
