上毛かるた大会体験会を開催しました

投稿者: | 2023年10月17日

こんにちは,中央図書館です。

中央図書館(荒牧キャンパス)では,9月4日(月)から10月29日(日)までギャラリー展示「歴代上毛かるたと群馬のかるた展」を開催しています。その関連イベントとして,10月7日(土)に「上毛かるた大会体験会」を行いました。

上毛かるたは,昭和22(1947)年の発行から現在まで小中学生による県大会が行われ,群馬県民にとって馴染み深いかるたです。県内出身の方は,小学生の頃に一度はやったことがある,実家には今でも上毛かるたがある,という方もいらっしゃるのではないでしょうか。その一方で,大人になると上毛かるたで遊ぶ機会はあまりない,また県外出身の方は実際に触れたことがないかもしれません。

講師の渡邉俊氏

そこで,大人も初めての方も,上毛かるた競技をやってみよう!というイベントを企画しました。

「大人たちの上毛かるた大会」を主催する一般社団法人KING OF JMK代表理事の渡邉俊氏を講師にお迎えし,KING OF JMKの取り組みや公式ルールを紹介いただいた後に,この大会に出場する2チームによる対戦デモを行いました。

団体戦は1チーム3名で対戦します。専用コートに3名が向かい合って座り,合図とともに両チームは3分で自陣に札を並べ,配置を覚えます。そして、「つる舞う形の群馬県~」と2回読み上げてから,試合開始となります。

対戦デモとはいえ,試合は真剣勝負。渡邉さんによる札読みがが始まると,会場は一気に静まりかえり,緊張感が高まります。両チームともに次々に札を取っていく様子は圧巻でした。

そのあとは,観覧の皆さんも参加して4チームでの対戦となりました。普段は百人一首に取り組む「群馬大学かるた会」の学生さん(上毛かるたは初めてという県外出身の方もいました)も参加し,奮闘してくれました。最後は即席チームを結成し,総勢6チームによる対戦を行いました。途中で指を切ってしまった方がいれば,対戦チームからスッと絆創膏が差し出される場面も。(カッコイイ!試合では必需品なんですね,勉強になりました。)

試合後は笑顔で健闘を称え合い,和気あいあいと交流を深めている姿がとても印象的でした。イベント後のアンケートでは,

  • 地域外の方と試合をする機会がないため,いい経験になった。
  • 様々な世代・地域の方と真剣に試合ができて楽しかった。
  • 小学校以来の上毛かるたが楽しかった!
  • 大人の方と初めてかるたができて良かった。
  • また企画していただけたらまた来ます。

など,とても楽しんでいただけた様子が伺えました。子どもから大人まで,真剣に楽しめて,語り合える「上毛かるた」の魅力を改めて実感した一日でした。

講師の渡邉さん,短時間で3戦も行ってくださった「七転び八起き」「富岡七日市」各チームの皆さん,本当にお疲れ様でした。そして県内各地から参戦・観覧いただいた皆様,ありがとうございました!

10月21日(土)には,高崎市の少林山達磨寺にて『第8回KING OF JMK~おとな達の上毛かるた日本一決定戦~』が開催されます。イベントに参加してくださったチームの方も参戦されるとのこと。ご健闘をお祈りします!!

競技にご参加いただいた皆さん

 

 

 

 

 

 

 

 

関連リンク
ギャラリー展示「歴代上毛かるたと群馬のかるた展」を開催中です
https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2023/clib/2023090400.html