ウクライナDAY in 群馬大学 を開催しました

投稿者: | 2024年9月2日

群馬大学(荒牧キャンパス)では、令和6年度群馬大学地域貢献事業として、8月25日(日)に「ウクライナDAY in 群馬大学」を開催しました。群馬大学では、2022年6月から、ウクライナの学生・研究者を受け入れており、ロシアによる侵攻が長期化する中、同国の現状や伝統文化を伝え、心を寄せてもらおうとトークイベントやワークショップ、展示会を企画しました。

トークイベントでは、群馬県内に避難する4名が、故郷の魅力や避難先に日本を選んだ理由、ウクライナに残る家族の様子などを語りました。隣国ポーランドからウクライナ支援を続ける、ワルシャワ日本語学校教頭の坂本龍太朗氏によるオンライン講演では、「ポーランドから見るウクライナ支援の現状」をテーマに、ポーランドに避難するウクライナの子供たちへどのような支援を行っているかを紹介しました。

会場では、ウクライナの子供たちが描いた絵も30点ほど展示されたほか、文化体験として、お守り人形「モタンカ」作りや、指で花を描く「ペトリキウカ塗り」ワークショップも行い、家族連れで賑わいました。

また、「発行されなかった卒業証書展」として、ロシア侵攻により卒業が叶わずに亡くなられたウクライナの大学生を写真で紹介するパネル展示を行いました。

およそ50名の参加者からは、「意義深いイベントだった」「自分たちは何ができるか考えていきたい」「避難民の方々や坂本氏のウクライナ支援の現状を生の声として聞くことができて良かった」などの意見とともに、避難生活を送る人々へのエールが寄せられました。

▲故郷ウクライナを語る

▲ポーランドから支援を続ける坂本龍太朗氏の講演

ウクライナの子どもたちの絵画

▲ウクライナの子どもたちの絵画

▲ワークショップ ペトリキウカ塗り

発行されなかった卒業証書展会場写真

▲発行されなかった卒業証書展

 

関連リンク
ウクライナDAY in 群馬大学を開催します(8/25)
https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2024/clib/2024080800.html