こんにちは、中央図書館です。
10月24日(木)16:15から、中央図書館2階学習室を会場にビブリオバトル(全国大学ビブリオバトル2024関東Bブロック予選)を開催しました。
今回は、群馬県内大学の在学生の方も参加できる「オープン開催」とし、バトラーとして4名の学生さん(全員本学の学生)が登壇しました。
バトラーの方々は、はじめは緊張した面持ちでしたが、熱心に聞く観覧者の皆さんの反応や笑い声に少しずつ緊張が解けて、本への思いをじっくり語ってくれました。
読み終わった後に表紙の絵を見ると、「え?え!?えっ!!」と3回は声が出ますと紹介してくれた方、好きな一節を読み上げて、その文章の魅力を参加者に共有してくれた方、登場人物の特性とストーリー展開の巧みさを語ってくれた方、そして歌いながら(!)スタートし、観覧者を一気に引き込んだ方など、皆さんとても個性的で印象に残る発表でした。
チャンプ本に選ばれたのは、岩崎さん(本学理工学部)が紹介した『また、同じ夢を見ていた』(住野よる著)でした!おめでとうございます!
岩崎さんは11月2日(土)に開催される全国大学ビブリオバトル関東Bブロック決戦(群馬大会)へ出場します。ご健闘をお祈りしています!
岩崎さんは本の物語の中で「ビブリオバトル」というものを知り、今回初めてご自身でそれを体験したのだそうです。自分が現実にやれていることが不思議な感じ!と嬉しそうに話してくれました。ビブリオバトルとのこんな出会い方もあるんですね。
本の読み方、楽しみ方、感じ方は人それぞれで、本を読むことはとても個人的な体験かも知れません。でも、ビブリオバトルでは、その体験や思いを言語化して人に伝え、リアルタイムに多くの人と共有する喜びがあります。参加した皆さんが口々に「楽しかった~」と笑顔を見せていましたね。紹介された本は、どれも読みたくなってしまいます。
4名のバトラーの皆さん、大変お疲れ様でした。また、観覧にお越しいただいた17名の皆さん、盛り上げていただきありがとうございました!チャンプ本発表時に司会が「BGMなくてすみません…」と言ったら、観覧席からドラムロール(の声)が鳴りました。一体感のある会場で、運営側もとても楽しかったです(笑)。
<ビブリオバトルで紹介された本> ※図書館が所蔵する本にはリンクを付けています。
・「また君と出会う未来のために」阿部暁子(集英社)
・「水を縫う」寺地はるな(集英社)
・「掟上今日子の備忘録」西尾維新 (講談社)
・「また、同じ夢を見ていた」住野よる(双葉社)★チャンプ本
関連リンク
ビブリオバトル出場者・観覧者を募集します!(〆切10/21)
https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2024/clib/2024092400.html