読みたい!読ませたい!in 理工学図書館2015 キャンペーン図書から

投稿者: | 2016年1月13日

こんにちは,理工学図書館です。

昨年10月に学生の皆さんからリクエストを募集した,「学生図書選定キャンペーン 読みたい!読ませたい!in 理工学図書館2015」から,入荷した図書をいくつかご紹介します。

Cooking for Geeks : 料理の科学と実践レシピ 
理工学部の学生さんにピッタリのレシピ本!「キッチンの初期化」「入力の選択:風味と食材」「時間と温度:料理の主要変数」など,料理を科学的に解説しながら100を超えるレシピを提供しています。感覚で料理している人にも目からウロコかも。

はじめての研究生活マニュアル 
これから卒業研究をはじめる学生さんに。「研究室に入って何をするの?」「どのように英語論文を読むの?」「研究発表ってどうすればいいの?」など様々なギモンに,研究生活の初歩的なことからわかりやすくイラストつきで解説しています。

フォークの歯はなぜ四本になったか : 実用品の進化論 
身の回りの実用品は,なぜこの形になったのか?不具合や失敗を積み重ねて実用品が進化してきた様が,豊富な事例とエピソード満載で紹介されています。読んだ後には,ものの見方が変わりそう!

伝わるデザインの基本 : よい資料を作るためのレイアウトのルール : 学校や会社では教えてくれない!? 
レポートや発表資料に何気なく使っている文字や図表が,読みにくさを助長しているかもしれません。本書ではフォントの選び方から図表やグラフ,資料全体のレイアウトや配色まで,基本ルールを解説しています。基本的なことって,意外と誰も教えてくれないんですよね!これを読んで,スマートな資料作りにぜひお役立てください。

何者 
朝井リョウ氏による”就活小説”。SNSを駆使して就職活動を続ける,大学生5人のリアルな姿が描かれています。就活では嫌でも自分と向き合ったり,他人と比較して落ち込んだりすることもありますが,この小説のようにたくましさを掴みましょう!2013年直木賞受賞。新潮社の特集ページではインタビュー記事等が読めます。

ボクはファミコンが欲しかったのに 
著者の岐部昌幸氏は,群大(社会情報学部)OBです。「ファミコン」は80年代の話ですが,ちょっと残念な小学生の主人公マサミチ君には共感できることが多そう。

わたしに会うまでの1600キロ 
昨年夏に公開された映画の原作。母親の死や離婚など,多くの苦しみを背負う26歳のシェルリは,自分を取り戻すためアメリカ西部を縦断する遊歩道「パシフィック・クレスト・トレイル」を一人で歩き出します。その距離1600キロ!日本に換算すると,札幌から鹿児島までが1592.3キロ。(参考:国土地理院 都道府県庁間の距離 http://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/kencho/kenchokan1.html)過酷で孤独な日々を,シェルリはどう乗り越えたのでしょう。実話というのも驚きです。

ほかにも,専門書や小説がたくさん入荷しています。キャンペーン図書コーナーは,1階図書室前にありますので,ぜひ本棚もチェックしてみてくださいね。

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