ギャラリートーク「哲学者・田辺元が群馬に遺したもの~群馬大学中央図書館貴重書コレクション・田辺文庫~」(アゴラカフェ/ひとつばなし18)開催のご報告(8/28)

投稿者: | 2018年12月17日

こんにちは。中央図書館です。

大変ご報告が遅くなりましたが,8月28日に1Fラーニングコモンズ「アゴラ」セミナー室にて,ギャラリートーク「哲学者・田辺元が群馬に遺したもの~群馬大学中央図書館貴重書コレクション・田辺文庫~」を開催しました。

8/28~9/26に開催したギャラリー展示「哲学者・田辺元が群馬に遺したもの~群馬大学中央図書館貴重書コレクション・田辺文庫~」でご協力いただきました田辺元記念哲学会求真会の代表である川井博義氏を講師にお迎えしました。

川井先生は,田辺元の生涯を4つのステージに分けて解説してくださり,田辺博士が群馬に来てからの生活や,博士の死後,当時の群馬大学の教員らがどのような活動をしたか等,分かりやすくお話しくださいました。

今回の展示と川井先生のギャラリートークによって,貴重書コレクションの中でもあまり取り上げる機会のなかった「田辺文庫」の知識が深まりました。川井先生,ありがとうございました!

田辺元記念哲学会

お知らせ:

ギャラリー展示「哲学者・田辺元が群馬に遺したもの~群馬大学中央図書館貴重書コレクション・田辺文庫~」を開催します(8/28~9/26)

https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/20180082100.html

第16回桐生楽講座―あなたの知らない(かもしれない)桐生―を開催しました!(11/8)

投稿者: | 2018年11月27日

こんにちは,理工学図書館です。

11/8(木)に第16回目となる桐生楽講座を開催しました。今回は,大澤善康さん(桐生市広報課 シティブランディング推進担当)を講師に迎え,「~ キーワードは自分ゴト化 ~桐生市シティブランディング」をテーマにご講演いただきました。ご講演では,次のようなお話がありました。

まず,シティブランディングという言葉についての説明がありました。この言葉は,都市(まち)としてのブランド価値を高めるということを意味しているそうです。

桐生市におけるシティブランディングの戦略会議が,今年3月に立ち上がりました。桐生に暮らす人の郷土愛を醸成するとともに,市内外の人が「訪れたい」「買いたい」「住みたい」「住み続けたい」と思えるまちにするための取り組みをしています。

その取り組みの1つとして,「魅力ある桐生」を効果的に発信するため,今年4月から桐生市公式インスタグラム kiryucity_gunma_kiritori がスタートしました。桐生のよき風景・イベント・生活の様子等を写真に切り取って, 『#桐撮り』で投稿してもらおうという呼びかけをしています。

大澤さんは,キーワードとして「自分ゴト化」という言葉を挙げていました。これは,当事者意識を持つということだそうです。何げなく過ごしているまちの中におけるたくさんの良いことや課題を自らの問題として捉えていくことが大切とおっしゃっていました。

最後に,大澤さんは「学生生活の中で,前向きに地域のことにちょっと目を向けるような時間をつくってもらえればいいなと思っています。ぜひ桐生市HPお問い合わせ専用フォーム等から学生のみなさんからの生の声をお聞かせください。」とおっしゃっていました。

群大生ならではの感性で,『#桐撮り』を投稿し,桐生のまちの魅力の発見やその発信に一役買ってみてはいかがでしょうか?きっと桐生のキャンパスライフがもっと色鮮やかな充実したものになっていくことでしょう!

今回は,学内・学外36名の参加者がありました。特に自治体職員を目指す人にとって有益なお話であり,多くの群大生のみなさんにご参加いただきました。メモを取る人もいて,みなさん真剣に聞き入っていました。ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。

そして,大変貴重なお話をしてくださいました大澤さん,誠にありがとうございました!

お知らせ:第16回桐生楽講座「~キーワードは自分ゴト化~桐生市シティブランディング」を開催します(11/8)https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/stlib/2018102200.html

七夕に願いを。-七夕企画実施報告(8/5終了)

投稿者: | 2018年8月7日

こんにちは,理工学図書館です。

七夕企画「七夕に願いを。」が8/5に終了しました。桐生市では,旧暦に合わせて8月に七夕を行う習慣があるそうです。この時季になると本町通りが桐生まつりに向けた様々な飾りで彩られていってとっても綺麗ですよ。理工学図書館でも,桐生市に合わせて7月2日~8月5日までサービスデスク前に笹を展示し,天井は星のオーナメントで装飾しました。

サービスデスク前に設置された笹には252枚の短冊が飾られました。English cafeにご参加のみなさんや,ちょうど図書館を訪れたマレーシアの留学生のみなさんも短冊を書いてくれました!日本の伝統文化である七夕に様々な言語で願いが書かれているのも,大学の図書館ならではで面白いですね。

短冊は終了しましたが,天井の星飾りはしばらく飾ってあるので,勉強の合間に,ぜひ図書館に見に来てください。

みなさんの願い事が叶いますように・・・★

第18回アゴラカフェ・ミニレクチャー「多読のススメ:効果的な学習方法とは?」(7/13)開催のご報告

投稿者: | 2018年7月20日

こんにちは,中央図書館です。

7月13日(金)15:00~,大学教育センターのベアリー・キース教授を講師に迎え,「多読のススメ:効果的な学習方法とは?」のテーマでお話をしていただきました。

キース先生のユーモアたっぷりの自己紹介から始まり,多読の効果について,データに基づき分かりやすく解説していただきました。多「読」ですが,多読をすることにより,リスニングやスピーキング,ライティングの力も向上するというお話を聴いて,多読未経験の参加者らもやる気になったようでした。

参加者は20名で,早速利用登録をして多読を借りて行かれた学外の方もいらっしゃいました。キース先生は,実はこの日は風邪で体調が万全ではなかったのですが,最後まで明るく楽しく多読を紹介してくださいました。キース先生,有意義なお話をありがとうございました!

同じテーマで開催中の教員展示は,9月下旬までとなります。キース先生おススメの多読シリーズを紹介していますので,ぜひご覧ください。

お知らせ:

アゴラカフェ・ミニレクチャー「多読のススメ : 効果的な学習方法とは?」を開催します(7/13)https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/2018061901.html

教員展示コーナー「多読のススメ:効果的な学習方法とは?」を開催中ですhttps://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/2018070500.html

アゴラカフェ/ひとつばなし17「洪水の経験~語り継ぎたいカスリーン台風~」(7/10)開催のご報告

投稿者: | 2018年7月18日

こんにちは,中央図書館です。

7月10日(火)13:00~,足利市の徳蔵寺住職 源田晃澄氏を講師に迎え,「洪水の経験~語り継ぎたいカスリーン台風~」をテーマにお話をしていただきました。

1947年に発生したカスリーン台風は,関東に大きな被害を与え,多数の死者を出しました。特に被害の大きかった足利市で,4才の時に被災された源田氏は,市内の死者名簿作成や慰霊碑の建立など,カスリーン台風の被害を語り継ぐ活動をされてこられました。

当時の映像を見た後,源田氏が実際に経験された台風の被害とその後の様子に,参加者は言葉もなく聴き入っていました。源田氏の「最も大切なものそれは命です」という言葉が心に響きました。西日本豪雨の最中の開催ということで関心を呼んだのか,42名という多くの方にご参加いただきました。

参加者の多くは,カスリーン台風を経験していない世代であり,源田氏の経験は今回の参加者に,たしかに語り継がれたと思います。源田様,貴重なお話をありがとうございました。

お知らせ:

アゴラカフェ/ひとつばなし17「洪水の経験 : 語り継ぎたいカスリーン台風~」を開催します(7/10)https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/2018061900.html