第19回アゴラカフェ・ミニレクチャー「アジアのネットカフェから見るインターネット利用の多様性」開催のご報告(12/3)

投稿者: | 2018年12月18日

こんにちは。中央図書館です。

12月3日(月)15:00~,第19回目となるアゴラカフェ・ミニレクチャーを開催しました。講師は,社会情報学部の平田知久准教授です。平田先生は,社会学がご専攻であり,今回は,アジア各国のネットカフェでフィールドワークを行われた成果をお話しくださいました。

 

「この国では,ネットカフェはガラス張りじゃないといけない」「この国では,ネットカフェは出稼ぎ労働者と家族を繋ぐ場だ」など,アジア各国のネットカフェの設備や規制について,写真を提示して解説していただきました。参加者は,日本のネットカフェとはかなり違う写真に驚いたり,平田先生のお話に納得したりと,有意義な時間を過ごしました。こんなに面白いレクチャーをこの人数で聴くのは勿体ない!と感じる時間でした。平田先生,興味深いお話をありがとうございました!

平田先生による同じテーマでの教員展示も,12月末まで開催中です。ミニレクチャーで見せていただいたアジアのネットカフェの写真や,先生が携わられた国際セミナー「メディア・移民・ナショナリズムの興隆——ヨーロッパとアジアの経験と視座の比較」で展示された絵画も展示中です。ぜひ足をお運びください。

お知らせ:

教員展示コーナー「アジアのネットカフェから見るインターネット利用の多様性」」を開催中です

https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/2018102401.html

アゴラカフェ・ミニレクチャー「アジアのネットカフェから見るインターネット利用の多様性」を開催します(12/3)

https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/2018102900.html

アゴラカフェ/ひとつばなし20「前橋と古利根川Part2~古代に始まる用水路開発~」開催のご報告(11/24)

投稿者: | 2018年12月18日

こんにちは。中央図書館です。

11/6~11/25,小野久米夫氏(小野内科クリニック院長)によるギャラリー展示「前橋と古利根川 Part2 ~古代に始まる用水路開発~」を開催しました。

また,展示期間中の11/24(土)に,アゴラカフェ/ひとつばなしとして,小野氏の展示解説のレクチャーを開催しました。

小野先生の展示とレクチャーは,昨年度に引き続き2度目の開催ですが,今年は荒牧祭で賑わうなかで行われました。レクチャーは約2時間ということもあり,荒牧祭のついでに寄られる方は多くはありませんでしたが,熱心な参加者集まりました。小野先生は,昨年度の展示以降も研究を重ねられ,今年は利根川変遷についての新たな発見のほか,古地図を比較しての前橋城・厩橋城の変遷についてもお話しくださいました。

先生のお話に熱が入り,熱心な参加者から質問が続いたこともあり,今年度は,事前に告知していた「荒牧キャンパス周辺の堰跡巡り」(群大版ブラタモリ)は実施できませんでしたが,先生が市内の注目箇所を写真とともに解説してくださる“バーチャルブラタモリ”を行い,参加者はスクリーンに見入っていました。(参加者54名)

小野先生,ありがとうございました!

お知らせ:

ギャラリー展示「前橋と古利根川 Part2~古代に始まる用水路開発~」を開催します(11/6~11/25,11/24 14:00~レクチャー)

https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/2018102400.html

 

ギャラリートーク「師範学校時代の資料で振り返る群馬の明治期教育」(アゴラカフェ/ひとつばなし19)開催のご報告 (10/16)

投稿者: | 2018年12月17日

こんにちは。中央図書館です。

9/28~11/4に開催した明治150年記念展示「師範学校時代の資料で振り返る群馬の明治期教育」の展示期間中に,1Fラーニングコモンズ「アゴラ」セミナー室にて,ギャラリートークを開催しました。講師は,中央図書館職員で貴重書の整理を担当している土師守が務めました。

中央図書館で所蔵している教育学部から移管された師範学校時代の教務・庶務資料から当時の学生ら学習や生活を解説したほか,明治期の教科書のコレクションについても紹介しました。

明治150年という節目に,中央図書館が所蔵する明治期の資料を紹介する展示とギャラリートークを開催することにより,学生や一般市民の皆様に明治期資料の存在を知ってもらうことができました。

土師さん,ありがとうございました!

お知らせ:

ギャラリー展示「師範学校時代の資料で振り返る群馬の明治期教育」を開催します(9/28~11/4)https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/2018092500.html

ギャラリートーク「哲学者・田辺元が群馬に遺したもの~群馬大学中央図書館貴重書コレクション・田辺文庫~」(アゴラカフェ/ひとつばなし18)開催のご報告(8/28)

投稿者: | 2018年12月17日

こんにちは。中央図書館です。

大変ご報告が遅くなりましたが,8月28日に1Fラーニングコモンズ「アゴラ」セミナー室にて,ギャラリートーク「哲学者・田辺元が群馬に遺したもの~群馬大学中央図書館貴重書コレクション・田辺文庫~」を開催しました。

8/28~9/26に開催したギャラリー展示「哲学者・田辺元が群馬に遺したもの~群馬大学中央図書館貴重書コレクション・田辺文庫~」でご協力いただきました田辺元記念哲学会求真会の代表である川井博義氏を講師にお迎えしました。

川井先生は,田辺元の生涯を4つのステージに分けて解説してくださり,田辺博士が群馬に来てからの生活や,博士の死後,当時の群馬大学の教員らがどのような活動をしたか等,分かりやすくお話しくださいました。

今回の展示と川井先生のギャラリートークによって,貴重書コレクションの中でもあまり取り上げる機会のなかった「田辺文庫」の知識が深まりました。川井先生,ありがとうございました!

田辺元記念哲学会

お知らせ:

ギャラリー展示「哲学者・田辺元が群馬に遺したもの~群馬大学中央図書館貴重書コレクション・田辺文庫~」を開催します(8/28~9/26)

https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/clib/20180082100.html

第16回桐生楽講座―あなたの知らない(かもしれない)桐生―を開催しました!(11/8)

投稿者: | 2018年11月27日

こんにちは,理工学図書館です。

11/8(木)に第16回目となる桐生楽講座を開催しました。今回は,大澤善康さん(桐生市広報課 シティブランディング推進担当)を講師に迎え,「~ キーワードは自分ゴト化 ~桐生市シティブランディング」をテーマにご講演いただきました。ご講演では,次のようなお話がありました。

まず,シティブランディングという言葉についての説明がありました。この言葉は,都市(まち)としてのブランド価値を高めるということを意味しているそうです。

桐生市におけるシティブランディングの戦略会議が,今年3月に立ち上がりました。桐生に暮らす人の郷土愛を醸成するとともに,市内外の人が「訪れたい」「買いたい」「住みたい」「住み続けたい」と思えるまちにするための取り組みをしています。

その取り組みの1つとして,「魅力ある桐生」を効果的に発信するため,今年4月から桐生市公式インスタグラム kiryucity_gunma_kiritori がスタートしました。桐生のよき風景・イベント・生活の様子等を写真に切り取って, 『#桐撮り』で投稿してもらおうという呼びかけをしています。

大澤さんは,キーワードとして「自分ゴト化」という言葉を挙げていました。これは,当事者意識を持つということだそうです。何げなく過ごしているまちの中におけるたくさんの良いことや課題を自らの問題として捉えていくことが大切とおっしゃっていました。

最後に,大澤さんは「学生生活の中で,前向きに地域のことにちょっと目を向けるような時間をつくってもらえればいいなと思っています。ぜひ桐生市HPお問い合わせ専用フォーム等から学生のみなさんからの生の声をお聞かせください。」とおっしゃっていました。

群大生ならではの感性で,『#桐撮り』を投稿し,桐生のまちの魅力の発見やその発信に一役買ってみてはいかがでしょうか?きっと桐生のキャンパスライフがもっと色鮮やかな充実したものになっていくことでしょう!

今回は,学内・学外36名の参加者がありました。特に自治体職員を目指す人にとって有益なお話であり,多くの群大生のみなさんにご参加いただきました。メモを取る人もいて,みなさん真剣に聞き入っていました。ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。

そして,大変貴重なお話をしてくださいました大澤さん,誠にありがとうございました!

お知らせ:第16回桐生楽講座「~キーワードは自分ゴト化~桐生市シティブランディング」を開催します(11/8)https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2018/stlib/2018102200.html