こんにちは,中央図書館です。
1/27に第8回アゴラカフェ:ミニレクチャーを開催しました。講師は,社会情報学部情報行動講座の高山利弘教授。現在も開催中の教員展示と同じ,「平家物語への招待」のテーマでお話しくださいました。平家物語は名前とあらすじしか知らない…という参加者も多かったのですが,高山先生の分かりやすく柔らかいご説明に,安心してお話を聴くことが出来ました。平家物語の知識と関心が増した,そんなレクチャーでした。
高山先生,ありがとうございました。
こんにちは,理工学図書館です。
桐生キャンパスの学生さんはようやく期末試験が終わりを迎えましたね。皆さん,お疲れさまでした!試験が近づくと図書館は朝から大賑わいで,毎日遅くまで試験勉強に励んでいる学生さんの姿が見られました。中でも1階ラーニングコモンズは,友達同士でワイワイ集まって学習でき,雑誌やコピー機,パソコン,ホワイトボードなどが備えられた人気のスペースです。
ラーニングコモンズは群馬大学図書館3館にそれぞれ設置されており,中央図書館には「アゴラ」,医学図書館には「プラティア」と愛称が付けられているのですが,理工学図書館のラーニングコモンズにはこれまで愛称がなく,「コモンズ」「ランコモ」など,学生さんからの呼び方も様々でした。
そこで,理工学図書館のラーニングコモンズも,皆さんに親しみやすい愛称とロゴマークを付けよう!ということになり,理工学部学生・教職員の皆さんから愛称とロゴマークを募集しました。選考作品の中から投票してもらった結果,めでたく「Ricomo(リコモ)」という愛称と素敵なロゴマーク(▼)が決まりました!
愛称「Ricomo」は,理工の「リコ」とコモンズの「コモ」を合わせてできました。すぐに覚えてもらえて,親しみやすいネームミングですね。
(Ricomo決定までの経緯はこちら 募集 / 投票 / 結果 )
ロゴマークには,ラーニング・コモンズという部屋が提供する「情報」と「コミュニケーション」が表現されています。ネット検索によって得られる情報と,人が対話することによって得られる情報,その両方によって知識を高めてくれる場であるラーニングコモンズを象徴した,素敵なデザインとなりました。
(ロゴマーク決定までの経緯はこちら 募集 / 投票 / 結果 )
先日,ラーニングコモンズの愛称・ロゴマークが採用となったお二人には,Ricomoロゴマーク入りの記念品と,天羽館長手書き(!)のカード,中央図書館作成のバックが贈呈されました。おめでとうございます!
また,今回は残念ながら採用とはなりませんでしたが,愛称とロゴマークをご応募いただいた方全員にも,理工学図書館から感謝の気持ちを込めてささやかなお礼をお渡ししました。(まだ受け取っていない方は,サービスデスクまでお越しくださいね。)これからも,図書館の活動に積極的なご協力をお願いいたします!
こんにちは,中央図書館です。
1月19日(火)にアゴラカフェ/ひとつばなし5を開催しました。講師は,新潟県立歴史博物館参事で群馬県歴史民俗研究会代表幹事も務められている,板橋春夫氏。「新田猫と養蚕」をテーマにお話くださいました。大雪の翌日で来られなかった方もいらっしゃったかと思いますが,板橋先生の軽妙かつ興味深いお話に皆引き込まれました。猫絵と同じように鼠除けになるとして信仰された養蚕神社の「猫石」や,養蚕農家が猫を飼うことが推奨されていたこと(ただし,蚕を食べられてしまうこともあったとか),新田猫のニセモノのお話など,当館の猫絵を見直したくなるエピソードが満載でした。板橋先生,ありがとうございました。
こんにちは,中央図書館です。
12月12日(土),13日(日)に実施された荒牧祭に併せて,中央図書館でも展示などのイベントを行いました。遅くなりましたが,ご報告を。
当館では,新田岩松家から寄贈された新田文庫を所蔵していますが,この中に,新田家4代の当主が描いた粉本(下絵)約1300点があります。今回は,この中から「猫」に焦点を当て,猫の絵(猫絵)を展示しました。猫絵は養蚕が盛んな地域では鼠から蚕を守ると信じられていたそうですが,中でも新田の殿様が描いた猫絵は新田猫などとも呼ばれ尊重されていたとのことです。4人の殿様が描いた絵は,見比べるとそれぞれ違う特徴が見られ,点数は少ないながら見応えのある展示となりました。今回の展示では,学びのリテラシー2の授業で新田文庫の猫絵について調べた学生グループが掲示資料の作成と発表を行ってくれました。また,展示を見てアンケートに答えてくださった方全員に,今回の展示に合わせて作成したオリジナルバッグを差し上げました。猫絵をモチーフに本学教育学部の卒業生である漫画家の星野正美さんがデザインしてくださったものです。最近の猫人気もあり,多くの方に足をお運びいただきました。
また,不要資料の無料配布会と群馬県立図書館による出張展示(12日のみ)も同時開催しました。研究室から返却されて重複となった雑誌や,複数冊寄贈された図書など,当館では受入予定のない資料を提供しました。人文系の雑誌を中心に,段ボール5箱分の資料をお持ち帰りいただきました。ご活用いただければ幸いです。県立図書館の出張展示では,ビブリオバトルの紹介やぐんまちゃんの利用証発行等が行われました。
こんにちは,理工学図書館です。
昨年10月に学生の皆さんからリクエストを募集した,「学生図書選定キャンペーン 読みたい!読ませたい!in 理工学図書館2015」から,入荷した図書をいくつかご紹介します。
Cooking for Geeks : 料理の科学と実践レシピ
理工学部の学生さんにピッタリのレシピ本!「キッチンの初期化」「入力の選択:風味と食材」「時間と温度:料理の主要変数」など,料理を科学的に解説しながら100を超えるレシピを提供しています。感覚で料理している人にも目からウロコかも。
はじめての研究生活マニュアル
これから卒業研究をはじめる学生さんに。「研究室に入って何をするの?」「どのように英語論文を読むの?」「研究発表ってどうすればいいの?」など様々なギモンに,研究生活の初歩的なことからわかりやすくイラストつきで解説しています。
フォークの歯はなぜ四本になったか : 実用品の進化論
身の回りの実用品は,なぜこの形になったのか?不具合や失敗を積み重ねて実用品が進化してきた様が,豊富な事例とエピソード満載で紹介されています。読んだ後には,ものの見方が変わりそう!
伝わるデザインの基本 : よい資料を作るためのレイアウトのルール : 学校や会社では教えてくれない!?
レポートや発表資料に何気なく使っている文字や図表が,読みにくさを助長しているかもしれません。本書ではフォントの選び方から図表やグラフ,資料全体のレイアウトや配色まで,基本ルールを解説しています。基本的なことって,意外と誰も教えてくれないんですよね!これを読んで,スマートな資料作りにぜひお役立てください。
何者
朝井リョウ氏による”就活小説”。SNSを駆使して就職活動を続ける,大学生5人のリアルな姿が描かれています。就活では嫌でも自分と向き合ったり,他人と比較して落ち込んだりすることもありますが,この小説のようにたくましさを掴みましょう!2013年直木賞受賞。新潮社の特集ページではインタビュー記事等が読めます。
ボクはファミコンが欲しかったのに
著者の岐部昌幸氏は,群大(社会情報学部)OBです。「ファミコン」は80年代の話ですが,ちょっと残念な小学生の主人公マサミチ君には共感できることが多そう。
わたしに会うまでの1600キロ
昨年夏に公開された映画の原作。母親の死や離婚など,多くの苦しみを背負う26歳のシェルリは,自分を取り戻すためアメリカ西部を縦断する遊歩道「パシフィック・クレスト・トレイル」を一人で歩き出します。その距離1600キロ!日本に換算すると,札幌から鹿児島までが1592.3キロ。(参考:国土地理院 都道府県庁間の距離 http://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/kencho/kenchokan1.html)過酷で孤独な日々を,シェルリはどう乗り越えたのでしょう。実話というのも驚きです。
ほかにも,専門書や小説がたくさん入荷しています。キャンペーン図書コーナーは,1階図書室前にありますので,ぜひ本棚もチェックしてみてくださいね。