第22回桐生楽講座~あなたの知らない(かもしれない)桐生~開催報告(1/17)

投稿者: | 2022年1月24日

こんにちは。理工学図書館です。

1/17(月)に,「移住者+デザイナーからみた桐生の楽しみ方。」をテーマに,22回目の開催となる桐生楽講座を開催しました。今回も,会場での観覧とZoom経由でのオンライン視聴のハイブリッド形式での実施となりました。講師は,アトリエ兼ボードゲームカフェ『ふふふ』の代表である和﨑拓人さんです。デザイナーである和﨑さんは,2019年に同じくデザイナーである奥様と一緒に桐生に移住し,『ふふふ』をオープンされました。

これまで桐生楽講座では,様々な講師の皆様にいろいろなテーマでお話していただきましたが,桐生のご出身の方がほとんどでした。今回は,大阪のご出身で東京でデザイナーとして活躍されていた和﨑さんが,なぜ桐生に移住してお店を開いたのか,桐生には外の人を惹きつけるどんな魅力があるのか,そんなお話を伺いしました。

流石デザイナーさんというべきか,このキャンパスではなかなか見かけないファッションで登場され,一気に観客の注目を集めました。

和﨑さんの自己紹介,デザイナーのお仕事,ボードゲーム,今後の『ふふふ』でのイベントの紹介など,和﨑さんの独特の軽妙な語り口に引き込まれ,和やかに講演が進みました。お店で販売もしている「KIRYU かるた MAP」を資料としていただき,和﨑さんお勧めの桐生のお店などもご紹介いただきました。

ファッションのこと,桐生の町に出る意味,楽しむこと。学生の皆さんにたくさんのメッセージをいただいたと思います。和﨑さん,楽しいご講演をありがとうございました!

尾崎喜左雄博士展Part6トークショーを開催しました

投稿者: | 2021年12月20日

こんにちは,中央図書館です。

11月25日から中央図書館ギャラリーにて,「群馬県の古墳発掘の父 尾崎喜左雄博士展 Part6~群馬県内の古墳発掘・調査の歴史を識る~」を開催しました。6回目となる今回は,高崎地域における群馬大学の古墳調査に焦点を当てた展示を行いました。

 

12月15日(水)には,共に尾崎博士のもとで発掘調査や古墳研究に携わってこられた,群馬県立歴史博物館特別館長の右島和夫氏と高崎市教育委員会の田村孝氏によるトークショーを開催しました。

田村氏からは,昭和42~43年に実施された御部入(おんべいり)古墳群の発掘調査についてご紹介いただきました。続いて,右島氏から,尾崎喜左雄博士が群馬県内で古墳発掘をしていた時代的な背景、近畿地方や大和政権との繋がり、地理的な解釈などが語られました。最後に,お二人の学生時代の尾崎喜左雄博士との温かなエピソードを紹介いただきました。

参加した学生さんからは、「実際に研究している方からお話を聞くことで,分かりやすく面白さを感じることができた」「群馬でこのような古墳の発掘調査をやっていることは新たな発見だった」「講師のお二人の尾崎博士に対する尊敬や愛を感じるトークショーだった」との感想が寄せられました。

昭和20~40年代,群馬大学尾崎研究室が担ってきた古墳調査は,当時の群大生や地域の方々によって進められてきました。尾崎博士のもとで学んだ人々は,右島館長や田村氏のように,後に群馬県内の古墳研究や文化財保護行政などに携わり,尾崎博士の教えを継承しながら,さらに古墳時代の研究を発展させてきました。

群馬大学がこうして群馬県の古墳発掘に関わってきたことを,在学生や教職員,地域の方々に知っていただけたら嬉しいです。

田村孝氏

右島和夫氏

関連リンク

特別展示「群馬県の古墳発掘の父・尾崎喜左雄博士展 Part6~群馬県内の古墳発掘・調査の歴史を識る~」を開催します(11/25~1/13)
https://www.media.gunma-u.ac.jp/announce/2021/clib/2021112400.html

第21回桐生楽講座~あなたの知らない(かもしれない)桐生~開催報告(11/5)

投稿者: | 2021年11月16日

こんにちは,理工学図書館です。
11/5(金)に21回目の桐生学講座‐あなたの知らない(かもしれない)桐生‐を開催しました!

講師には,新見化学工業株式会社の3代目社長であり,株式会社NC(Ju the burger)の代表取締役ほか,12の団体の代表や会長を兼任し,桐生でアグレッシブに活躍されている新見直広さんをお迎えし,「まちづくりプロデューサーから見る桐生」と題してお話しいただきました。

今年の5月に前回の講座を開催した際にはまだコロナ禍の影響があり,オンライン配信のみの開催となりましたが,10/22からは群馬県のコロナ警戒度が2に下がったので,今回は対面とZoomのハイブリッドで実施することが出来ました。
会場参加者が29名,オンライン参加者が約86名と多くの方にご参加いただきました。

新見さんは”全ては「桐生をもっと楽しい町」にするために”というマインドのもと,桐生ならではのイベントに多岐に渡る活動をされており,その活動範囲は桐生市に収まり切らず,生き様もあっぱれというか,並々ならぬ桐生愛を感じるものでした。
掲げられたメッセージは講演を聞いた皆さんにもきっと届いていることと思います。

新見直広さん,会場でまたはZoomにてご参加くださいました皆さん,ありがとうございました!
桐生のまちの未来の鍵を群大生がにぎっているとのことですので,コロナ禍も落ち着きつつある今,
桐生市の皆さんと一緒に是非桐生を盛り上げていきましょう!

第20回桐生楽講座「園長が語る『動物園の歴史や役割』」開催のご報告(7/7)

投稿者: | 2021年7月16日

こんにちは,理工学図書館です。7/7(水)に20回目となる桐生楽講座-あなたの知らない(かもしれない)桐生-を開催しました!

講師には,未来へはばたけ 山田製作所桐生が岡動物園(以後,桐生が岡動物園)の齋藤隆浩園長をお迎えし,「園長が語る動物園の役割や歴史」と題してお話しいただきました。昨年度に開催を計画していましたが,コロナ禍により延期となり,今年の5月に予定していたところ,本学の入構禁止で再延期となり…,ようやく開催の運びとなりました。

当初はこれまでどおり対面での開催,その後はハイブリッドでの開催を目指していましたが,コロナ感染拡大防止のため,オンライン配信のみで実施しました。

Zoom画面より

Zoomでの開催は初めてでしたが,大きなトラブルもなく進行でき,オンラインということで,市外・県外からのご参加も多く,約130名の方にご参加いただきました。

長年桐生が岡動物園で飼育に携わられ,現在は園長を務められている齋藤氏の朗らかな語りと,1時間では収まらない充実した内容(予定時間をオーバーしてしまい申し訳ありませんでした)に引き込まれ,楽しくも勉強になるご講演でした。

桐生が岡動物園が飼育や展示方法にどのような工夫をされているのか,桐生が岡動物園の長い歴史,動物園が持つ自然保護や種の保存といった役割etc.初めて知ることも多く,大変勉強になりました。

Zoom画面より

参加者からのアンケートでも大好評でした。節目となる20回目に素晴らしいご講演をしてくださいました齋藤園長,ご参加くださいました皆さん,ありがとうございました!
皆でこれからも地元桐生の動物園を応援していきましょう。

群馬大学書道部新春書道展開催のご報告

投稿者: | 2020年2月5日

こんにちは,中央図書館です。

1/8(水)~1/22(水)まで,中央図書館ギャラリーにて「令和元年度群馬大学書道部新春書道展」を開催しました。書道部の学生さん6名と永由教授(教育学部国語教育講座)の作品11点が並び,初日には上毛新聞や群馬テレビの取材も入りました。

群馬テレビの取材

また,1/14(火)には,書道部学生さんによる硬筆講座と作品解説も実施しました。硬筆講座では,お店の看板に見られるくずし字の解説の後に,参加者の皆さんで「寒中お見舞い申し上げます」など手紙で使える言葉を草書体で(!)書く練習をしました。参加者は,アドバイスを受けながら一字ずつ真剣に取り組んでいました。

パソコンや携帯電話で文字入力することが多い生活の中で,こんな風にじっくりと一字ずつ文字を書く時間が新鮮に感じますね。

硬筆講座
自分で書いた作品を解説

硬筆講座の後は,ギャラリーに移動して学生さんによる自作の解説を実施しました。「初めてかな文字の作品に挑戦した」,「お手本を参考としながらもこんな風に自分の個性を表現した」など熱意を感じる解説でした。

書道展に合わせてイベントを行うのは初めての試みでしたが,参加者と出展者が交流し,また展示作品もより深く鑑賞できるとあって,大変好評でした。準備を進めてくれた書道部の皆さん,ご参加いただいた皆さん,ありがとうございました!